品質・性能の確かな木材を

   



〒790-0003 愛媛県松山市三番町4丁目4-1(林業会館内)
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1.ブランド化を目指す目的

愛媛県では、ヒノキの素材生産量が全国3位であり、ヒノキ素材の 全国シェアは約9%と高く、全国11位の素材生産量であるスギと併せた県産材の豊 富な資源を活用して、全国でも有数の林産県となっている。県産材製品のブランド 化を図るには、一定の品質基準による製品の差別化と供給ロットの取り揃えが必要 であり、近年高まりつつあるJAS製品に対する需要に対応し、低コストで安定し て製品を生産する高次加工施設の整備を進めながら、住宅メーカー等のニーズを踏 まえ、競争力があり信頼性の高いJAS製品の供給体制を整える必要がある。
このため、林業研究センターにおける原木や製品の品質・性能試験の結果を活用 し、愛媛県産材製品の特徴や優位性を示すなど、製品の信頼性向上と差別化を図り、 県内業界が一体となってブランド化を推進し、県産材の需要拡大による林業・木材 産業の振興と森林整備の促進に資することを目的とする。

2.愛媛材のブランド化について

愛媛県林材業振興会議が平成 22 年6月に設立した愛媛県産材製品市場開拓協議 会の活動において、大消費地等の県外市場開拓と併せて愛媛材のブランド化を推進 することとし、スギ・ヒノキの品質基準を定め、ブランド材の生産と普及を図る。

愛媛ブランド材の認定機関・・・ 「愛媛県産材製品市場開拓協議会」 事務局:愛媛県林材業振興会議

3.ブランド品質基準の考え方について

平成21年度から開始した「愛媛ヒノキ材ブランド化推進事業」では、ヒノキ材の ブランド化を事業目的としているが、スギ材についても同様にブランド化を進める 必要があることから、品質基準の対象樹種はスギ・ヒノキとする。
ブランド材の品質基準は、県内スギ・ヒノキ原木の試験結果からみて、出現割合 が高いと見込まれる強度基準等とし、一定の品質基準による製品の選別と需要者の ニーズに応じたロットの取り揃えを可能なものとする。

(1) JAS規格の適用

ブランド品質基準の作成にあたっては、住宅産業のニーズや公共建築物等木材 利用促進法の施行などを受けて、JAS製品に対する需要が今後拡大することか ら、ブランド材の品質基準は、JAS規格を適用する。
また、目視等級区分による格付けに加え、機械等級区分によるE表示を実施し、 他の製品との差別化に取り組む。
このため、これまでのJAS相当材ではなく、各製材工場のJAS認定取得を 促進し、ブランド材はすべてJAS製品で統一し、品質を担保することとする。

(2) 品質基準の概要

1 構造用製材の甲種(梁・桁等の横架材)、乙種(縦使いの柱材等)を定める。
2 目視等級区分では、1級と2級のみをブランド材とする。
3 機械等級区分のブランド材は、目視等級の2級以上とし、甲種(梁・桁等の横架材)の区分はスギE70 以上、ヒノキE90 以上とする。 また、林業研究センターの試験結果によると、県産ヒノキ材の強度は、E110 以上に該当する割合が高いことから、横架材については、ベイマツや集成材と 同等となるE110 以上の材の選別を目指す。
4 含水率は人工乾燥仕上げ材として、SD20%以下とする。